隠れキリシタンの歴史的価値も高い、宗教法人　白山比賣神社

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隠れキリシタンの歴史が有名な天草地方は、長崎 世界遺産の登録候補地になっています。平成30年の世界遺産登録を目指しているこの地の白山比賣神社は、元々は石川県にある白山信仰の神社で、なんと偶然にも平成30年にちょうど開山1300年になります。

白山比賣神社は歴史的文化財としての価値が高く、隠れキリシタン達は、白山比賣神社にお参りに行くように装い、キリストへ祈りを捧げていました。白山比賣神社に祀られているのは、白山比咩大神、伊弉諾尊、伊弉冉尊の三柱ですが、神様の懐の深さも感じられるエピソードです。

この宗教法人　白山比賣神社は、山深いところに位置しており、山全体が御神体として信仰の対象になっていることも魅力の一つです。そこに厳しさを感じる一方、隠れキリシタンをかくまう神様の優しさを感じずにはいられません。天草地方とともに歴史価値のある長崎 世界遺産に十分値する魅力ある土地です。